中津市議会 2016-09-30 09月30日-08号
平成24年に実施した家族の法制に関する世論調査の結果は、選択的夫婦別姓制度を導入しても構わないと答えた人は全体の35.5パーセントであるのに対し、現行の夫婦同姓制度を改める必要のないと答えた人は、全体の36.4パーセントでした。
平成24年に実施した家族の法制に関する世論調査の結果は、選択的夫婦別姓制度を導入しても構わないと答えた人は全体の35.5パーセントであるのに対し、現行の夫婦同姓制度を改める必要のないと答えた人は、全体の36.4パーセントでした。
また、現在の夫婦同姓制度は、日本では極めて普通のこととして認知されており、国民にとって何の疑問も覚えること無く、何ら不都合を感じることのない制度である。夫婦が何れかの姓を選択することができ、新しい家族として社会的に婚姻の認知がなされることは、何ら社会生活に支障がないものである。
すなわち、夫婦同姓制度は、普通の日本人にとって、決して変更しなければいけないというような合理的理由が全くない、極めて自然な制度である。 もし別姓が導入され、別姓世代が数代にわたって続けば家系は確実に混乱して、日本のよき伝統である戸籍制度、家族制度は瓦解し、祖先と家族・親と子を結ぶ連帯意識や地域の一体感、ひいては日本人の倫理道徳観にまで悪影響を及ぼすものである。